Excel「領収書 52枚(インボイス制度対応/簡単同時作成)」エクセル無料テンプレート【使い方解説】
お店を管理していたり、幹事をしていると領収書を書く事が多いと思います。
- 毎回同じ事を書くのは面倒
- 領収書が無くなったら買いに行かなければならない
- Excel(エクセル)やWord(ワード)は初心者だから苦手
上のような事を悩んでる方は多いのではないでしょうか?
実際に私が使っていた、一度入力したら全ての領収書の共通部分を、自動で入力するテンプレートを公開しようと思います。
Excel(エクセル)が苦手な初心者の人でも、簡単に入力ができるように、入力する所は最低限になるように関数を入れて作りました。
また、領収書の基本の書き方も一緒に説明しています。
解説を読んで頂ければ、基本的には使えると思います。
目次
領収書テンプレートについて
この領収書テンプレートで出来ること
- 但し書きや会社名等の共通部分は一度入力すれば、全ての領収書に反映されます。
- テンプレートでは52枚まで自動作成できます。(宛名手動入力を含めると56枚)
- インボイス制度にも対応した領収書が作成可能です。
Excelについて
この記事では、なるべく簡単に分かりやすく書いていますが、多少のExcelの知識が必要になります。例えば「セル」や「シート」といった言葉は使っています。
Excel初心者でExcelのこと何も分からないよという方は、500円でわかるエクセルという本を読みながらこのテンプレートを使うのがオススメです。500円とは思えないほど、分かりやすく1からフルカラーで書かれています。
またExcelのソフトが必要な方はマイクロソフトの公式サイトから購入すると、他のソフトも同梱されていて値段が高いです。
なので、まだExcel(エクセル)を持っていない方はAmazonや楽天からの購入がおすすめです。
領収書テンプレート無料ダウンロード
バージョンがExcel 2007以降なら基本的には使えます。
ご使用の環境(OS・ブラウザ等)によっては、デザインが適切に表示されない場合があります。調整してお使いください。
領収書テンプレートの最初の設定
領収書テンプレートのダウンロードが完了したら
「A00005_receipt_52」というファイル名でダウンロードされます。
ダウンロードしたファイルを開いて(基本的にはダウンロードのフォルダに入っています)、
下のタブで「入力」をクリックして下さい。
下で説明するものは、「入力」のシートで行って下さい。
入力箇所
基本的には、色をつけた枠内を入力します。
赤の枠…領収書に最低限必要な項目
緑の枠…必要に応じて変更
シートの説明
「入力」…必要な項目を入力するシート
「宛名無し」…「入力」で入力した文字が、Noと宛名以外のみ反映されるシート
「1-4」~「49-52」…「入力」で入力した文字が反映されるシート
各シートに領収書が4枚綴りになっています。
領収書テンプレートの入力の仕方
入力の流れ
上の画像のように「入力」のシートに入力した文字が、下の画像のように各シートの領収書に自動入力されます。
各入力箇所の説明
税務署から領収書として認められるために、記載が必要な項目は、タイトルの横に☆を付けてあります。(☆が付いている箇所はなるべく入力した方が良いです)
宛名と金額、日付を入力しないで印刷して、後から手書きという使い方もできます。
「No」と「宛名」は領収書ごとに違うので、
「入力」のシートのA3とB3に入力したものが、「1-4」の1番上の領収書に反映され、
「入力」のシートのA4とB4に入力したものが、「1-4」の上から2番目の領収書に反映され…
という形になっています。
①No(ナンバー)を入力
必要ない場合は入力しなくても大丈夫です。管理上必要な場合は入力して下さい。
最初は0001~0052が入力されています。
②宛名を入力☆
お客様や、渡す方の名前を入力して下さい。
経費として認められない場合があるので、なるべく「上様」は使わない方が良いです。
③日付を入力☆
渡す日付を入力して下さい。
月日だけではなく年号や西暦も忘れず入力して下さい。
④金額を入力☆
受け取る金額を税込みで入力して下さい。
領収書の消費税の所には、自動で消費税8%で計算されて表示されます。
入力せずに印刷して手書きにする場合は、「¥10,000-」のように¥と-で挟むようにして下さい。これを書かないと、後から数字を増やされてしまうと、税務調査が入った時に過少申告を疑われてしまいます。
⑤但し書きを入力☆
何に対して金銭を受け取ったのかを入力して下さい。(「代として」は入力されています)
ここはなるべく具体的に、サービス名や商品名を書いた方が良いです。
×お品代として → 〇MacBook代として
⑥~⑧内訳を入力
ここは使う機会が少ないと思います。
現金で受け取った場合は⑥、小切手で受け取った場合は⑦、手形で受け取った場合は⑧に受け取った金額を入力して下さい。
⑨会社名を入力☆
あなたの会社名や店舗名を入力して下さい。
ここは正式名称で「株式会社〇〇」や「居酒屋〇〇」と入力して下さい。
⑩住所1を入力☆
あなたの会社や店舗の住所を入力して下さい。
⑪住所2を入力
住所1では入りきらなかった、マンション名や部屋番号を入力して下さい。
⑫電話番号を入力
あなたの会社や店舗の電話番号を入力して下さい。
※電話番号を記載しない場合は、シート「入力」⑱のTELを消して下さい。
⑬FAX番号を入力
あなたの会社や店舗のFAX番号を入力して下さい。
※FAX番号を記載しない場合は、シート「入力」⑲のFAXを消して下さい。
⑭備考、その他の項目を入力
ここには、HPのURLやメールアドレスなど、各領収書に記載したいお好きな内容を入力して下さい。
⑮~⑰内訳の項目を入力
「入力」のシートの⑮~⑰に入力した項目が、各領収書の⑮~⑰に反映されますので、お好きな内訳の項目を入力して下さい。
特に変更が無ければ、そのまま何も変更しないで大丈夫です。
⑱、⑲TELやFAXの項目を入力
「入力」のシートの⑮~⑰に入力した項目が、各領収書の⑮~⑰に反映されますので、EmailやURLなどのお好きな項目を入力して下さい。
⑳、㉑Noと宛名を入力
①と②を参考に次の人や会社名を入力して下さい。
領収書テンプレートの入力が完了したら
編集したExcelファイルを保存する
左上の保存マークをクリック(上書き保存)するか、
左上の「ファイル」→「上書き保存」か「名前を付けて保存」で保存できます。
編集したExcelファイルを印刷する
左上の「ファイル」→「印刷」で印刷できます。
このテンプレートはA4のサイズで設定してあります。
印刷したら、ハサミなどで切ってお渡しください。
その他
収入印紙
領収書の金額が50,000円以上の場合は、領収書の左側の収入印紙の所に、収入印紙を貼って下さい。
5万円以上で且つ100万円以下の場合、200円
100万円を超え且つ200万円以下の場合、400円
200万円を超え且つ300万円以下の場合、600円
消費税が記載されている場合は、税抜き50,000円以上からになります。
このテンプレートでは消費税が記載されていますので、税込55,000円以上から収入印紙が必要になります。
収入印紙を貼ったら、割り印を忘れずにしましょう。
収入印紙は郵便局、コンビニ、金券ショップで購入できます。
Excelから使い方を見る
各シートの右下に使い方を見るというボタンがあります。
ここをクリックすると、この記事が開きます。
領収書テンプレートのまとめ
①1シート目の「入力」を開く
②「入力」…入力するシート、「宛名無し」…No.と宛名以外のみ反映されるシート、「1-4」~「49-52」…「入力」で入力した文字が反映されるシート
・入力の仕方
①各項目を「入力」シートに入力
②各領収書に反映される
③Noと宛名を必要な箇所を入力
・入力が完了したら
①左上の保存マークをクリックで、保存
②左上の「ファイル」→「印刷」で印刷
・その他
①金額が5万円以上だと、収入印紙が必要。(このテンプレートでは税込5万4千円以上)
②使い方を見るというボタンをクリックで、この記事が開く
以上、領収書テンプレートの使い方をまとめてみました。
管理者の方が効率良く、仕事ができるように他にもテンプレートなどを作成したいと思っています。
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